当社は4つの事業を柱としています。「パラボリックフライト」「宇宙由来商品」「宇宙利用支援」「宇宙教育・啓蒙・普及」どれも宇宙と大地、宇宙と人をつなぎ、新しい価値と未来の創造に貢献する事業です。
「パラボリックフライト」とは、地球上にいながら一定の微小重力環境を創出する、航空機による運航技術です。宇宙実験装置の開発工程で重力影響を検証する目的や宇宙飛行士の訓練などでも使わています。また“無重力”という特殊体験など、近年では体験型アクティビティで使われることもありTV番組などでも取り上げられています。
当社では経験豊富なスタッフが「パラボリックフライト」を運行させるための計画立案から申請、運行までワンストップで支援、または代行運用いたします。
アメリカでの航空機実験の様子 ©ZERO G
かつてハンガリーの航空工学者カルマンは海抜高度100km以遠を宇宙空間として提唱しました。現代においても、国際航空連盟（FAI）はこれに基づき、海抜高度100kmを越えたものを宇宙空間に到達したものと定義しています。
当社では、この海抜高度100kmのカーマン・ラインを越えたものを原材料とした商品、および越えて使われることを想定して開発された商品を“宇宙由来品”と定義し、その商品化と市販化を進めています。
宇宙由来品を取り扱ったECサイト「宇宙物産館」はこちら
宇宙空間は、政府系機関・学会等による科学実験や研究開発のほか、映画や広告宣伝などにも使われてきました。近年は、多くの国や機関、民間企業が様々な制度を設けて宇宙利用の門戸を開放しています。
当社では、世界の様々な宇宙利用制度からご希望の費用や日程に最も合った手段をご提案。計画立案から申請、調整、運用まで、ワンストップサービスで支援いたします。もちろん制度から要求される様々な手続きや安全審査対応（S&MA）にも最適解で対応いたします。
当社は株式会社Dinowの宇宙利用を支援しています。
宇宙産業の市場が急激に拡大する一方で、将来的な人材不足が宇宙開発業界では大きな課題として認識され始めています。
当社では、宇宙教育啓蒙活動の傍ら、人材育成に力を入れる（株）うちゅうと業務提携し、商業施設などにおける集客イベントのほか、まずはエンターテイメントとしての宇宙を楽しめる、楽しく宇宙開発を学ぶプログラムの企画および運営をご提案いたします。
2021年、職業宇宙飛行士、いわゆる政府機関に所属する宇宙飛行士の数を上回る民間人が宇宙空間に滞在し、「宇宙旅行元年」を迎えたと言われています。今後、ますます宇宙に滞在する民間人は増え、いずれ宇宙も特別な空間ではなくなる時代がやってきます。
一方、宇宙開発といえば、たとえば国際宇宙ステーションプログラムに代表されるように、独特の手続きやプロトコルが新たに参入するプレーヤーに大きな壁として立ちはだかり、なんだか特殊で小難しい仕事のように思われがちです。
これから『宇宙が日常に溶け込む』、そんな時代に向けて我々は、これまで限られた一部の宇宙飛行士しか経験しえなかった特別な想いや感動を、宇宙発のお役立ちアイテムを、子供たちからお年寄りまで、より多くの人々に届けていきたい。
そのために、空を見上げ、宙（ソラ）に目を向ける人々に、これまでの知見や経験を集結して提供することで、宇宙に挑む人々を支援しながら、より身近な宇宙体験を発信してまいります。
